私も実際には3〜6ヶ月程度での判断となりますね。
レントゲン上で根尖病変の治癒傾向が写り始めるのが3ヶ月ぐらいと言います。
(もっと早い時も遅い時もありますし、よく言う"目安"と考えて下さい)
でもレントゲンって、日によって、撮影の角度によって、見え方が変わりますから、あまり細かい変化だけを見ているとこちらとしても確証が持てません。
で、もうちょっとだけ安全を取れば半年ぐらいかな・・と言うニュアンスなんですけど・・伝わりますでしょうか??
ただ実際には、治癒傾向が出始めるのはほとんどが早期なのですが、稀には何年も、10年近く経ってから出てくることさえあるみたいですし、逆に何年も健全な状態だったのが、ある時から問題が出てくる場合もあります。
で後者は、コアやクラウンからの漏洩や歯根破折でしょうね。
ですから、あまり長期間に渡って仮の蓋、仮の歯というのもそれはそれで怖いものがあります。
ですので出来ればコアぐらいまでは最悪捨てるつもりでしっかりしたものを入れて、+仮歯ぐらいで様子を見られた方が比較的安心かと思いますよ。
もっと言えば、根管治療でやるだけやったのなら、もう後は天に任せてさっさとクラウンまで作ってしまうのもひとつの選択肢だと思います。
術者側としてもなかなか悩むところなんですよね。
いかに神経の抜いてない歯が素晴らしいか、分かって頂けると幸いですね。
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