こんにちは。
タイヨウ先生に「誰が基本と決めたんですか?」と一応突っ込みつつ・・
きちんとした先生に計画的に治療して貰える分には、間隔はどれだけ長くても構いません。
短い分には、1〜2週間程度が理想的とは思います。個人的な意見ですが。(私も実際には1週間程度のことが多いですね、あまり長いと患者さんが忘れてしまいそうなので・・)
というのも、欧米で根管治療に用いる薬剤は普通は水酸化カルシウムというペースト状のお薬ですので、これは根管の中で作用が1〜2週間持続すると言われています。
因みに日本でよく使われているいわゆる水酸化カルシウム系の製剤は、濃度がかなり低めですが・・。
でその後も、消毒作用がなくなるだけで、根管の中に隙間が残りませんから、根充剤(最終的に入れるお薬)と働きは変わりません。
実際、昔は根管充填の様にも使われ、そのままかぶせ物などを作っていたみたいですし、根充剤も”お薬”とは言うものの消毒作用などはありません。
それと、根管中の細菌の中で、2週間ぐらい死んだフリをする細菌もいる時がある、と言われます。
死んだフリをしている間は消毒薬が効きませんから、(間隔は別として)トータルでは最低でも2週間以上は消毒を続ける方がいいのかも知れません。
元の汚れ具合にもよりますし、先生によって考え方は随分と異なるところでしょうが。
ただ日本の場合は、多くの薬剤を使い分ける先生が多いですので、中には数日で作用がなくなってその後は細菌が野放しになる揮発性液体のお薬や、1週間以上入れっぱなしだとヤバイんじゃないかという刺激の超強いお薬を毎回の様に使われる先生が大勢いらっしゃいますので、注意しておいた方がいいかも知れません。
液体のお薬は、綿に浸み込ませて使います。
参考⇒歯の痛み(虫歯?)と親知らずの抜歯について
また話題が沸騰してしまいそうなので、薬剤名は敢えて伏せますが・・
発がん性のあるものや毒として有名なものなど、正直ちょっと心配しています・・。
それと仮のフタも、全然フタの役割を果たさないフタを常用されてることが結構多いです。
次の治療のときに素早く外せるのでそれはメリットですけど、外しやすいってことはつまり・・みたいな。
J-openよりはご飯粒などが入らない分、いいのかも知れませんね。
参考⇒根管治療の途中からラバーダムをするのでは遅いですか?
・・ミルクさんって結構、言いにくいところを突いてきちゃいますね。。
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