【根管専門医】
治療後、クラウンに開けた穴に銀の詰め物をして処理する。
【一般歯科医】
古いクラウンを取り除き、クラウンとポストを新しく付け替える。
(ポストは過去の治療では装着されてなかった)
以上、二人の医師によるそれぞれの見解の挟間で揺れています。
ー内容ー
アメリカにで根管治療をいたしました。
約30年前に日本で神経治療をした歯が痛みはじめ歯科医院に行った結果、かなり酷い炎症が広い範囲に渡って起こっており、骨も溶けている状態でした。
そこで、一般歯科医から根管治療専門医を紹介され治療を始めました。
30年前の治療では根管に薬が半分も入ってなく、管の途中からはカルシウムによる癒着で詰まっておりました。
それを専門医が手際よく根気強く治療を進めて下さり、一番底まで開通させて取り合えず治療は終了いたしました。
ただ、かなり酷い状態でしたので、半年後に再びチェックアップする予定です。
さて、ここからが本題ですが、クラウンは壊さずに穴を開けて治療をいたしましたので、仮の詰め物をした状態でそのクラウンが今もそのまま残っています。
それで根管治療の専門医から、
「あなたのクラウンはまだ使えるし、クラウンを新しく作らなくても銀の詰め物でいいでしょう。それに、半年後の再検査の時、もし万が一何か問題が有った場合、クラウンを新しく作ったとしても壊さなければならないし、何かと資金の無駄になる可能性もあります。半年後の根管の状態が良ければその時に作り替えれば良いし、そのまま今のクラウンを使うも良しです」
と、指示をいただきました。
ちなみに銀の詰め物にかかる費用は150ドル位と思います。
さて、その結果(ペーパー)をもって主治医(一般歯科医)の元へもどり、詰め物をしていただくお願いをいたしましたら、新しいクラウン&ポストを強く勧められました。
費用は730ドル、根管治療に既に1300ドル支払いましたので合計で2030ドルの治療費となります。
主治医曰く、
「たかだか730ドルです。銀の詰め物だけでは弱いですし、ポストも入れなくてはいけないでしょう。それにもし仮に銀の詰め物をした場合、将来新しいクラウンを被せる時のポストの装着が出来ない」
等といわれました。
健康の為ならお金をケチる気は到底ありませんが、専門医と主治医の見解の違いに少々混乱しています。
正直、半年後に根管の治療結果がどうなるか分からない歯に対して、「たったの730ドルです」という主治医の言葉に乗って、730ドルを支払えるほど余裕のある生活もしていません。
ただ、主治医には主治医の、専門医には専門医の見解があるのだと思いますし、軽々しく否定するのもどうかとも自分を戒めます。
ただ、それでも正直、専門医のお話には救われる思いです。
2030ドルの治療総額が、専門医の見解によって治療費の総額が1450ドルに押さえられるのは本当に助かります。
ただその一方で、クラウンに詰め物をすると強度や耐久性は劣ってしまうのかしら?等と、主治医の言葉も気になります。
以前、こちらの書き込みに「銀を詰めるのも被せものをするのも大した強度の違いはない」との書き込みを拝見したことがあるのですが、これはクラウンに詰め物をする場合にも言える事なのでしょうか?
各々の状況によって見解も微妙に変わってくることとは存知ますが、一般論として、「クラウンに銀の詰め物」という方法で問題がないかどうかアドバイス頂ければ嬉しく存じます。
どうぞ宜しくお願いいたします。 |