お久しぶりです。
ご存知の様に、根尖の病変は通常骨の(無機質の)密度が低くなり、黒く写ります。
それが逆に白いと言われる状態ですから、可能性としてはタカタ先生のご指摘どおりの2通りでほとんどは説明がつくのではないかと思いますよ。
(他にも腫瘍などのごくごくレアなケースもあるかも知れませんが・・)
であれば、
>・その歯の頬側や舌側の顎の骨が分厚くなっているときにレントゲンフィルムにその分厚い骨が写って白くなります
の場合は外から見て根尖付近の骨が凸状になっているはずなので、ほとんどの場合は見分けがつくと思います。
(パノラマ撮影ではないですよね?)
この場合、井野先生のおっしゃる通り、処置は必要ありません。
>・長期にわたって根尖病変があったような場合、その部位の骨に細菌感染がおき、それが元で骨が緻密性の骨になっていくことがあります。骨の内部のカスカスした状態が詰まっていき、血行が不良になっていきます。
東京の25万もチャージしてラバーもしなかった歯医者で行った治療が、医学的に確かに「抜髄」なら、根尖部には炎症性の変化はまだ見られない状態での処置を指します。
ですから「抜髄」の場合はこちらの可能性は本来低いと思いますよ。
(処置後の炎症による変化という可能性もないことはないですが・・)
ところでこの歯は何か自覚症状はありましたか?
なければこのままでもいいと思いますが・・。
根尖病変の前に分岐部病変は確かにある訳ですし、井野先生のおっしゃる通りで分からない痛みを根尖病変と言っているかもしれません。
担当された先生の得意分野によっても診断は変わってくることも多いですからね。
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