はじめまして。
>レジンで治療した奥歯は強度や2次カリの発生などに関して、金属に比べて劣っているということはありますか?
についてですが、これはどちらの材料を使用するかよりも、その先生がその方法について精通しているかどうかの方が重要だと思います。
逆の言い方をすると、どちらでも十分な修復治療が可能ですよ。
金属修復は昔から大差ありませんが、レジンについては井野先生も書かれている通り進歩は物凄いものがあります。
今統計が出ている様なレジンは一昔前のものになりますが、一番最近に出た現行タイプのレジンの長期予後調査報告では、本当に良い結果が出ていて私も驚いたほどでした。
7年後だったか8年後で、2次カリエスなどは皆無でしたね。
ですからそちらでもこちらでも、治療方法を気にするよりは腕の良さそうな先生を見つけることが先決だと思います。
因み私は北欧の歯科学が大好きです。
もしも私の歯が痛くなり、初対面の日本人歯医者、欧州の歯医者どちらかに大至急治療してもらわないといけない状況になれば、片言の英語を使ってでも欧州の先生に頼みそうです。
そういうひいき目で言わせてもらいますと、
・奥歯のレジン修復→問題なし
・虫歯の診断→診断基準の違い(欧州の方が信頼できそう)
・パノラマ撮影→虫歯のチェックはデンタルで撮るべき
という考え方も出来ます。
ですから、この文面だけではそちらの先生に不信感を持たれる根拠は見あたりませんよ。
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