こんにちは。
歯科用のCTでも同じですよ。
他の歯科用X線写真や医科用のX線写真と同じ様に、放射線を使って撮影します。
医科で使用するCTよりも極端に狭いエリアのみを撮影する為、被爆量ははるかに少なく済み(※医科用の10分の1程度)、画質も細かくて非常に綺麗です。
CTで独特なのは、メタルアーチファクトという現象があり、金属や根充剤(根っこの治療の最後に詰めるお薬)の様な不透過性の強いもの(※白く写るもの)の周囲は画像が少しボヤけます。
ですから虫歯の診断には多少使用しづらい面があります。
それとボリュームレンダリングと言って、集まったデータから、立体画像を素早く構築することが出来ます。
患者さんのお口の立体画像を、粘膜から作ったり骨から作ったり、硬さ(※正確にはCT値)別に好きな色をつけたり、縦に切ったり横に切ったり、ぐるぐる回して裏から見てみたり、歯一本だけの画像を抽出して眺めてみたり・・・色んなことが出来ますよ。
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