他の先生方のコメントで示唆されていますが、歯肉も炎症を起こしている様に見えますが(それが"歯肉炎"という診断名になるか"歯周炎"という診断名になるかは検査が必要ですが、どちらも"歯周病"と呼ばれる病態です 22歳なら通常は歯肉炎)、それには普段唇を閉じていないことがおそらく多く、歯や歯肉が乾燥しがちなことも要因として挙げられそうです。
歯肉の炎症はプラークですので、基本的にはプラークコントロールが重要になります。
歯科医院で歯周治療を受けて、プラークコントロールについて指導を受けると良いと思いますよ。
そして歯や歯肉の乾燥というのがプラークの繁殖を助長するので、もしも普段口が開いていて、口で呼吸する様なことが多いのならそれも治せると更にいいと思われます。
ただ実際には唇が閉じにくいと思いますので、歯並び(特に、真ん中の隙間の件ではなくて全体か上顎単独の突出感が気になります)も矯正して、普段唇を閉じて鼻で呼吸をするトレーニング(筋機能療法とかMFTと呼ばれる方法や、鼻に疾患があれば鼻の治療も?)も併せて行えれば理想的です。
因果関係としては、出っ歯だから唇が閉じられない、という見方も出来ますし、(子供の頃)唇を閉じていない習慣があったから出っ歯になった、という見方もあります。
何れにしても、今から習慣(口呼吸?)のみ変えるのも歯並び的に難しいでしょうし、出来たとして歯肉炎は間接的に改善するかもしれませんが歯並びは変わらないということになりそうですから、可能なら歯並びの治療と、鼻呼吸のことと、歯周治療と全てを受けられるといいですね。
今普段が口呼吸なら、鼻呼吸に治すことは全身の健康にもつながる大切なことですから、ちょっとハードルは高いと思いますがこの機会に検討してみて下さい。
最低でも歯周治療は受けた方がいいですよ。
お大事にして下さい。
|