確かに気になることと思いますが、櫻井先生のコメントの通りで衛生面での問題はおそらくないかと思います。
それよりも、スケーラーの研磨は出来る衛生士が本当に少ないです。
過去に面接に来た衛生士(数十名ぐらい?)で研磨が出来ると自信を持って答えられた方はほぼゼロです。
(ドクターも衛生士も実習で少しやった程度で卒業してきて、現場には指導出来る人がいないので仕方ないですが・・)
ですがこれは料理人にとっての包丁と同じで、縁下のスケーリングをプロとしてするなら研磨は基本中の基本です。
それと刃物は、研磨をしてから滅菌器にかけると鈍ってしまうので、切れ味を考えれば滅菌後が理想です。
こだわる術者にとっては使用の度に研磨が必要なので、これが結構なコストにもなります。
内部的な話にはなりますが、研磨は癖がかなり出てしまうので、衛生士一人一人に「マイスケーラー」が用意されていないと話になりません。
そういうところがもしも外部からチェックが出来れば上手そうな衛生士とそうでもなさそうな衛生士というのはかなり簡単に区別出来ると思うのですが、採算の問題もありますし想像ではかなり少ないと思います。
今回研磨が出来る衛生士(上手いかどうかまでは分かりませんが・・)が見つかったのなら、むしろ幸運かも知れません。
不安に感じることは直接質問して、治療を継続されて下さい。
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