自分の場合は結構、衛生士さんに「チェック」の能力は求めますね。
(※「診断」は当然歯科医師が行います)
要はメインテナンスで来院される患者さんが増えた場合に、それは基本的に優秀な衛生士が責任を持って担当するべきだと考えているからです。(来院患者さんは全て歯科医師がチェックするというお考えの先生もいらっしゃいますが、それだと物理的に限界もあるので一長一短です)
ただし相当に勉強と訓練が必要になると思いますよ。
それと院長先生の考え方に同調していないと始まらないので、今回のように(文面の情報だけだと)丸投げではやっている意味がないと思います。
・カリエスとどこのラインで診断するか?
と、
・どのラインから要治療と判断するか?
が実はかなり、歯科医師によって異なります。
(細かく言うと患者さんごと、歯ごとでも意図的にラインを変える必要がありますので、親知らずは良い例ですね)
これは自分も歯科医師になってしばらくしてから気づいたことですので、学生時代に習っていないのが不思議でした。
ですので今回の件は、これをきっかけに院長先生と「先生だったらどう考えるのか?」をディスカッションするのが真の目的かも知れませんので、こちらではなく先生に直接相談された方がいいかも知れませんね。
あと当面の患者さんの利益を考えれば、ほんの少しでも怪しいと思ったものは全て院長先生に報告する、というのが妥当だと思います。
仕事を与えられているのではなくて、課題を与えられていると捉えればすっきりするのではないでしょうか。
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