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右上7番分割抜歯・6番欠損状態でのブリッジについて |
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tajim さん |
男性 |
32歳 |
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2015-01-26 12:24:18 |
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こんにちは、
虫歯が多く複数箇所を治療中なのですが、右上大臼歯の治療方針について迷うところがあり相談させていただきました。
内容が長くなってしまうため、まず状況について説明します。
状況
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・右上7番:
ひどい虫歯で、歯茎内の部分はまだ残っていますが、歯茎より上の部分については、頬側はほぼなく、 口側3分の1程度が残っている状態です。
根と根を結ぶ土台となる部分もない状態とのことです。
・右上6番: 欠損(欠損後長期間経過)
・右上5番: 軽度の虫歯
・右上4番: 根治中 歯茎より上側半分以上は虫歯のため削りました。
・右上8番: 親知らずは生えていません
右上7番の治療に関して、担当医の方から
案1. すべて抜歯して6,7の義歯
案2. 分割抜歯(頬側の根の抜歯)を行い、口側の1/3程度の歯を使ってブリッジ
という2つの選択肢を提示して頂きました。
案2は私が義歯を躊躇っているため、
"1,2年しか持たないかもしれないが、気持ちの整理をつけるまでのものとして" とのことでした。
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義歯にしたくない思いは強いのですが、無理やりブリッジするのもどうかと思い、いろいろ担当医の方に確認しようと思ったのですが、あまり深く確認できず(正直聞きづらい雰囲気がありまして。。)、こちらにも相談させて頂いた次第です。
[質問1]
このようなブリッジの方法は、"かなり無理やり"といったものでしょうか?
1,2年しかもたないかもと言われてもおりますが、手入れや場合によっては10年くらい持つケースもなくはないというものでしょうか?
(可能性が極端に低いのでなければ、やってみたいと思っています)
[質問2]
通常このようなブリッジの場合、45E7 というかけ方になりますでしょうか?
7の状態によっては5E7も可能でしょうか?
私の場合、喋る時や笑う時に上側4番側面はかなり見えやすいので、4番は白い被せ物にできればという思いがあります。
Webからですが4番は、CAM/CADのハイブリッド冠が保険内で使える
という情報を得たのでそれにできればと。
このため、4番までブリッジにする必要があるというのであれば、諦めようと考えています。
正直、現在右上6・7が機能していない状況で、食事に不便等を感じないため、その観点では、6,7無しのまま(短縮歯列)でも良いかなと個人的には思ってしまいます。
ただ、左下も4D6でのブリッジ(6番神経無)で、硬いものは控えて下さいという状況となので、こちらへの負担は心配です。
素直に右上6,7を義歯にすれば良いのかもしれませんが。。。
割と歯が見えやすく、年齢的な面もあり、極力避けたいと思っています。
非常にわがままな内容で恐縮極まりないですが、ご指摘、アドバイス等頂ければ幸いです。 |
案2というのは「かなり無理した設計」ですね。
例えば左はよく噛めて普段左ばかり使っていて右下は義歯。と言うような特殊な状況でない限り、選択肢には挙げるべきではないと思います。
当然ながら、予知性がない治療設計には保険適用もされませんので、D6F'(※支台歯を囲み文字にします。’は分割歯の意味)もCD6F'も保険適用外ですので、コストパフォーマンス的に考えれば最悪のアイデアとすら言えると思います。
「短縮歯列」というキーワードが出てきたのでオクルーザルユニット(OU)という言葉もご存知かも知れませんが、4,5の小臼歯の噛み合わせと6,7の大臼歯は計算上倍違うものとして考えます。
大臼歯が1+2/3本欠損しているという状況で、遊離端(※ブリッジの支台が片方ない状態 延長ブリッジとも言います)同然の設計で、OU2+2をダミー動揺の人工歯で支えようという発想ですよね。
厳しいと思います。
ただし、口蓋根は機能咬頭側で、位置的には良い根ですから、もしも、本当に何年持つか分からない・・数ヶ月かも知れないし意外と10年ぐらい持つかも知れないというレベルでコストパフォーマンスを無視出来るぐらい強いこだわりがあれば主治医の先生のご判断で試してみてもいいと思います。
(細かいニュアンスは、実際に診察してみないと判断出来ません)
>現在右上6・7が機能していない状況で、食事に不便等を感じない
ということでしたら短縮歯列でもいいのではないでしょうか?
主治医の先生に相談してみて下さい。
>左下も4D6でのブリッジ(6番神経無)で、硬いものは控えて下さいという状況となので、こちらへの負担は心配です。
トレードオフの関係になりますが、右上にD6F'あるいはCD6F'のブリッジを作ったところで同じだと思います。
あと保険のCAM/CAD冠に飛びつきたくなるお気持ちも理解出来ますが、あれは保険で綺麗で長持ちする治療法が導入された訳ではなくて単に金属のコストを抑える目的で予知性は犠牲にして導入されたものだと個人的には思います。
(※現在健康保険制度の赤字が大問題になっています)
歯を長持ちさせたいのでしたら割りきって保険で銀歯か、キチンとお金をかけて、安売りしていない真面目な自費治療をお受けになられた方が安全だと思いますよ。
直接診察している訳ではありませんのでご参考までにして下さいね。
おだいじにどうぞ。
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