再度の回答ですね。
スクリューかセメントかは、とちらでも精度良く適切に行われたとしたら差はない、という理解で良いかと思います。
ですのでどちらを選択するか?よりは主治医の先生&技工士の知識や技術が高いことの方が重要でしょうし、それが推し量れない場合は主治医の先生のお勧めの方でお任せするのがおそらく最善の選択になるかと思います。
個人的にはどう考えているかと言いますと、色々な報告や意見を聞いた上で、今は第一選択をスクリュー固定としています。
(以前はセメント固定を第一選択にしていた時期もあります)
前歯の場合などは特に、スクリューにしたくてもスクリューホールが審美領域に来てしまう場合などは第二選択としてセメント固定も仕方ないかな?というのが現在のスタンスです。
理由はN.Nakayamaさんがお調べになった通りです。
論文検索については、査読の厳しいものだと国際誌になりますから、たぶんpub-med http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmedなどで英文で検索した方がいいと思いますよ。
今回の場合のキーワードは、cement-retained implant restorationsとか peri-implantitis などで、例えば
Clin Oral Implants Res. 2013 Nov;24(11):1179-84.
Does residual cement around implant-supported restorations cause peri-implant disease? A retrospective case analysis.
Linkevicius T1, Puisys A, Vindasiute E, Linkeviciene L, Apse P.
( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22882700 )
とかでしょうか・・
症例によりけり、ということで良いと思いますけどね。
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