そうですね、個人的にはどちらの価格も違和感はないですね。
先日当院に来院された方は地元の他院でオールセラミック6万と仰ってましたが、そこまで来るとさすがに驚きます。(※当院は13万)
インプラントでも相場が1本40万と言われる中、10万円という医院もあるそうです。
医療といえば保険治療が基本というお考えの方が一般的ですから、自費でも差が出るのは違和感を感じるのだと思いますが、物の値段(※物を売っている訳ではありませんが・・)って普通は差がある物ではないでしょうか。
同じ新車でも100万ぐらいから数億円ぐらいまでありますし、これが材料費や仕入れ値の差とは誰も思いませんよね?
あと自費專門の歯科医院と保険中心の歯科医院とでも結構変わると思います。
自分も想像では、患者さん全員が自費になれば赤字の治療がなくなる分、お一人あたりの金額は落とせるのではないかと思っていたのですが、”專門”ともなると実際にはありとあらゆるクオリティーを上げなくてはいけないため、材料費や設備投資や人件費、自分やスタッフの研修費等々上がる一方で、むしろ少し高くなる感じです。
平均的に言っても自費中心の医院の方が原価率(材料費や外注技工料)は5%以上高いという話も聞きます。
同じように、当然ながら技工料もピンキリですし、流行りの中国技工物から有名な匠の"作品"まで、かなりの幅がありますね。
因みに歯科で値段を落とそうと思ったら、1番効果があるのは「時間を短く」することです。
ここで何度か書いたことがありますが、歯科の場合の原価率は一般に20%程度しかありませんので、材料費をいくら工夫しても全体としては大した差はつかないと思いますよ。
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