偉いですね。
とても重要なことだと思いますよ。
このサイトに関わっていてつくづく感じるのが、患者さんにとっての「いい歯医者さん」というのは、その方その方でまったく違うということです。
これは勤務する衛生士にとってもまったく同じだと思いますね。
いわゆる「マッチング」という意識を持つのが良いと思います。
例えば当院の場合、自分が歯周病科出身で予防を頑張りたかったこともあって、自分が衛生士だったら就職したくなる様な環境づくり、というのは開院当初からのテーマで、自分が衛生士なら2秒で就職を決めると思える環境を作っています。
ところがそれが誰にとっても受ける訳ではないので、実際求人は周りの歯科医院と同じ様に苦労している、というのが実態です。
今は臨床経験がある訳ではないので難しいとは思いますが、仕事を通じて自分がしたいことと、院長先生がしたいと考えていることを比較出来る様になるといいと思います。
ですので見学に行く機会があれば院長先生に、何を考えているのか聞いて回ると面白いと思いますよ。
いわゆる「経営理念」の様なものを、嬉しそうに熱く語る先生もおられるでしょうし「何それ?」という表情をされる先生もみえると思います。
ストレートに聞きにくければ、「仕事の目標をどういう風に考えたら良いのか悩んでいるので、先生はどの様に考えておられますか?」とか、「どんな時が一番嬉しいですか?」なんかでも良いと思います。
院長先生の理念にもしも心から共感出来ればそこは、かなり有力な候補として考えて良いのではないでしょうか。
院長先生の理念というのが、クルーとして乗る船の行き先ですからね。
あと候補を絞る際の細かい点を自分なりに挙げておくと、
・社会保険(厚生年金)であるか?
・新人教育のシステムはあるか?
・自費の割合はどれぐらいか?(個人的には、クリーニングを自費で行えるところの方が面白いと思います 30%超えているとやや多目と判断出来ます)
・グレーシーキュレットを衛生士ごとに分けているか?
・患者さんは担当制であるか?
・先生や現在のスタッフの練習や勉強の仕方について
・口腔内撮影用のカメラがあるか?
重要視しない方がいいこと
・スタッフ同士の仲の良さ(院長との相性の方が大切)
・家から近い(求人は山のように出ていても、本当に良い職場はかなり少ない)
・月給(実態よりも多目に見せたりする方法がいくらでもある)
見学巡りは是非して下さい。
理解が深まってくると、医院のレイアウトや受付の応対などでも相当なことが想像出来る様になると思いますよ。
いいところが見つかるといいですね、頑張って下さい。
|