こんばんは。
3Dというのは3D画像のことを指しておられるのかと思いますが、これはCTで撮影されたいわゆる輪切り(2D?)の情報を、PCソフト上で処理して作り出された物です。
(ボリュームレンダリングなどと呼びます)
ですのでこれは説明用にはインパクトがあって面白いのですけど、実際のものとは大きく異なることがありますね。
・・イメージしにくいと思いますが、実際には骨のある部分がない様に「作られた」り、逆のことが起きたりが普通に起こりますので、診断用には通常使えないと思います。
ですので処理前の生データ(DICOM データ)だけで比較をするとしたら前者(Finecube)は歯科領域専用の撮影方法ですし、後者(Aquilion PRIME)は・・知らない機種ですがHPを見るとおそらく歯科用と言う訳ではない、一般の医科用CTですので、今回の様に顎骨や歯根、歯槽骨の状態を詳しく見たいという目的であれば、理屈の上では前者の方が多少綺麗に写るのではないかなあ・・と思います。
そもそも機械の使用目的が違うので良い悪いではないのですが、スペック上では前者の方がボクセルサイズ(画像の最小単位?)が小さいので、いわば「解像度が高い」状態になるはずです。
ところが実際には撮影中の呼吸などでの体動や、ソフトの処理能力、画像処理の設定他諸々で大きく影響を受けますので、本当の細かい部分での比較となるとよく分からないのですが・・おそらく機械に関しては「大差ない」と言っていいと思いますよ。
で、本題に戻してお二人の先生で診断が異なった訳ですが、どちらかが間違ってることになると思います。
suzuki123さんの書かれた文面からは大学病院の方が正しそうな印象を受けてしまいますが、実際のところは分かりません。
細見先生が書かれた様に、主治医の診断力の差ではないかと思いますよ。
ご不安でしたら・・もう一軒あたるしかない様に思います。
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