こんばんは
ちょうど当院にも先週、矯正のセカンドオピニオン(というか約10件目??)で来院されました。
聞けばなるほど、各医院で治療方針は異なるし、悩まれてしまいますよね。
こういったことは実は、数さえ回れば一般歯科でも起こるはずなのですが、矯正の場合は特に緊急性もないので実際に数を回ってしまって、迷われるのだと思います。
さて、実際に行ったアドバイスなのですが、治療方針としてはおそらくどの先生の方法でもなんとかなるはずです。
少なくともなんとかなるつもりで治療計画を立てるはずですから、それについて患者さんが色々調べたところではっきりとした答えが出ることはないと思います。
ですので分かりやすいところで、認定医かどうかとか、抜歯するしないとか、装置が目立つかどうかとか、そういうところに目が行くのだと思うのですが、その辺はケースバイケースですからね。
こだわりすぎてもおかしなことになるのは目に見えています。
それよりも重要なポイントは、先生との相性や、スチュさんが感じた人柄の印象です。
>自分としてはBの印象がよく、クリーニングもしていただけるので良さそうとは思ったのですが、矯正認定医ではないようです。
とのことですから、自分だったらまずはここの歯科医院を有力候補とします。
それと、
>私は左上5番が歯周病のため、ぐら付いており両隣と銀インレーで連結固定しています。
これはかなりひっかかります。
他の回答者の先生も疑っていますが、年齢からすると考えにくいですし、対処法としても理由がよく分かりません。
何か難しい問題を抱えているとしか分からないので、一般歯科をやめて矯正歯科に通うこと自体が漠然と不安です。
矯正歯科で行うクリーニングは基本「予防」ですから、現在進行形、あるいはハイリスクの歯周病の方が受けるのは適切とは言えません。
「治療」目的の場合もクリーニングだけでは治りませんが、その他諸々の処置の一部としてのクリーニングだと思います。
あくまで確率の話ですべての先生に言える訳ではないのですが、矯正専門医は小児を診ることが多く、虫歯や歯周治療を行う機会が少ないです。
何の分野でもそうですが、「専門」となるとその分野の難症例については素晴らしいのですが、他の分野については弱くなる傾向は実際あると思います。
言い換えると、他に問題がなくてその分野に関してのみ簡単〜難症例というのが一番安心(?)かと。
一方で「一般」歯科医は、各分野の「難症例」には弱くなり、全体のバランスを診る目が強くなる傾向にあるはずです。
単独か、複数の分野にまたいで簡単〜そこそこ悪い、というのが安心(??)かも知れません。
そういう目では、スチュさんが専門性にこだわる必要性は正直あまり感じません。
結局直接拝見してみないとまともなコメントはできませんが、
・そもそもスチュさんの場合、矯正した方が良いのか?
・左上5番や、他の部位の歯周病、その他の問題はどうなっているのか?
・矯正を行う場合、難易度は高いのか?
この辺りが個人的にはポイントになる様な気がしますね。
・・・・・・とモタモタ書いてる間に解決したっぽいですけど、一応アップしておきますね。
すっきり治療に望めるといいですね、お大事にどうぞ。
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