こんにちは。「様々な先生」の「様々な見解」を拝見し、いつも勉強させていただいております。
さてマウスピース型の装置についていくつかお聞きしたく投稿させていただきました。
さっそく質問させていただきます。
大きく分けまして「全体的な質問」と「ナイトガードについての質問」に分けて聞かせていただきます。
全体的な質問
(1)様々な種類のマウスピース型装置は違うもの?同じもの?
矯正用リテーナーや歯ぎしり・噛みしめ用のナイトガードなどは細かくは「狙い」が違うとしても大きく見て同じものと考えてよいのでしょうか。
それとも決定的に違いがあるのでしょうか?
(例えば、矯正用としてリテーナーを付けているが、その人が睡眠中に噛みしめてもリテーナーでは噛みしめ用のナイトガードのような効果が出ないなど)
(2)誰がつくってるの?
作っているのは先生?技工士?
症状に合わせたものを作るなら、実際に患者さんを診察された歯医者が作ったほうが効果的なように素人目には映りますが、そのあたりいかがでしょうか?
(3)タイプの違いは何の違い?
ソフトタイプとハードタイプは素材によって違ってくるのでしょうか?それとも材料が同一でも作製の行程が異なるからタイプが異なるのか?
こちらの掲示板で拝見させていただいたものだと、「ハードタイプはアクリル?」、「ソフトタイプはシリコン?」と言うのを見た気がするのですが、うる覚えですいません。
様々な材料が存在してみなさん細かく使い分けていらっしゃるのか、それともある程度主流の物があるのでしょうか?
食い縛り・噛みしめ・歯ぎしり用のマウスピースの質問
(4)ソフトが噛みしめを助長するの?
噛みしめ用のナイトガードについて、「ソフトタイプのものは余計に噛みしめる」という話がよく聞かれますが、それはしっかりと確かめられていることなのでしょうか?みなさん臨床上の経験でそのようなことは感じられますか?
より噛みしめるという話が出るのは睡眠中でハードとソフトを着けたまま患者を観察し比べなけれべ分からないと思うのですが。それともソフトがハードに比べて食いちぎってくるのが早いからより噛みしめると判断されていらっしゃるのですか?
(5)ハードが主流なのはなんで?
ハードがアクリルでソフトがシリコンだとすると、アクリルはシリコンより圧倒的に硬いと感じるのが普通だと思いますが、口の中に入れる材料としてはシリコンはとてもしっくりくる気がします。
シリコンだと恐らく形状を作製するときの目的の型との誤差も少なく出来そうですし、歯へのはめ込みも、かなりタイトでもスムーズかつ安全に取り外しが可能でしょう。
歯との接触ではほとんどの力を吸収し歯や周辺組織への無駄な圧力は軽減されると思うのですが。
それでもハードタイプがこれだけ主流になっているには、壊れにくい以外に何か利点があるからだと思うのですが、それはなんなのでしょうか?
(6)噛みあわせに合わせた形態制御は出来るの?
ソフトタイプでもハードタイプでも口の中に入れるマウスピース型の装置は常にかみ合わせをある程度意識して作られると思いますが、下顎に合わせてかみ合わせをつくるためには形をある程度自由に変えれる必要がありますが、どの程度可能なのでしょうか?
私の矯正用リテーナーは夜間の噛みしめですぐ穴が開いてしまうのですが、奥歯にかみ合わせが集中してしまいいつも同じ所に穴が開きます。下顎との関係を考慮して作製すれば、噛んだときに力が分散し穴が開くまでの期間はもうちょっとかせげるのではないかと考えています。
(7)なんで上顎だけなの?
ナイトガードは通常上顎に装着すると思うのですが、上顎だけではすぐに穴をあけてしまう場合は下顎にも装着するのは不自然でしょうか?
歯が直接ナイトガードを掘削する形を緩和出来ていいと思いますし、何度も何度もナイトガードを作っていては経済的にも苦しいし、かなり穴を開けにくくなると思うのですがいかがでしょうか?
長くなってしまいましたが、より多くのい先生方から意見頂けますことを願っております。どうか宜しくお願い致します。
部分的でも答えていただけますと幸いです。 |