こんばんは。
上顎洞が埋まっていたら、焦りますよね^^;
幸い、各科の先生方が心配ないとのことですから、良かったですね。
>その1 について
粘液のう胞には関わらず、歯性上顎洞炎の発症率が高いかどうか?という考え方で良いと思います。
正確な数字は分かりませんが、そんなに頻繁には見られない上顎洞炎のうちの、歯性の割合が1〜2割?
神経を抜いた歯の根の先に、根尖病変、つまり膿がたまるのは約5割
と言ったところでしょうか。
当院では来院される患者さんの多くでCTを撮影するのですが、たぶん100枚近く撮影して歯性上顎洞炎を確認したのは数名、と言ったところかと思います。
>その2 について
自覚症状が出ないので発見が遅れやすい、という意味だと思いますよ。
普段から、数ヶ月〜半年おきぐらいで、歯科にかかる習慣があればたぶん大丈夫です。
>その3 について
いや、正反対だと思いますけど・・^^;
患者さんでそういう誤解をされている方はよく聞きますが・・・。
>その4 について
その成功率は、再根管治療の成功率と考えて良いかと思います。
正確な数値は分かりませんが、日本の一般的なレベルの保険治療で、最も難しい上顎6番と言うことなら、3割前後ぐらいではないでしょうか。。。
専門医の治療で、6割前後の成功率かと思います。
歯性の問題に関しては、通常抜歯すれば解決しますね。
歯性ではなさそうな粘液のう胞については残るのかも知れませんし、予測するのが少々難しいところです。
歯性ではないだろう、と思っていたものが実は歯性だったのでは??という経験も私はありますので、色々なパターンが想像できてしまいます。
>その5 について
そんなばかな・・
口腔癌自体が、確率的にはほとんど見られませんが、抜歯はほとんど全ての人が経験しています。
とりあえず、診断もつかない間から心配していても仕方ないのではないでしょうか?
怖くない歯医者さんを見つけて、予防のためにも定期的に見て頂いて、歯でも鼻でも何か治療が必要になればその時に考えても良いと思いますよ。
本当に必要性がある治療なら、怖くても危なくても、やるしかないですしね^^;
痛くなってから歯医者に行ってると、痛い思いをするかも・・。
お大事に☆
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