こんにちは。
経過も長く、大変そうですね。
私も松山先生と同じ感想です。
この場合で、知覚過敏という診断名には違和感がありますね。
根管は現在1本として治療されているのであれば、2本目の見逃しの可能性はわずかながらあるかも知れません。
ですが通常は見落としにくい根管ではあります。
あとは側枝と言って、根の先端付近で丁度枝毛の様に枝分かれしていることがありますから、その辺りの炎症(感染)で痛みを感じる場合もあります。
(松山先生の書かれた「複雑根管」というのですね)
それと確率としては稀なはずですが、ここまで経過が長く、薬や器具で強い刺激があったことなども考えると、いわゆる「脳が痛みを覚えてしまっている」状態というのも可能性の一部としては考えられそうですね。
最悪の場合は、問題の5番を抜歯しても痛みが続くと言うこともあるにはあります。(まず滅多にないですけど・・)
いずれにしても、色々な可能性は考えられますし、この場で解決する問題ではないでしょうね。
素直に考えれば、このまま同じ処置を繰り返しても劇的に改善する可能性は高くはなさそうです。
主治医の先生とはよく相談して、専門医(大学病院?)を紹介して頂くとか、抜歯も含めて治療方針を検討なさって下さい。
お大事にどうぞ。
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