こんにちは。
随分と長期間苦労されているご様子ですね。
なんとかなると良いのですが・・
ドーソンの方法について補足します。
これは顎が、この位置なら一番負担が少ないだろう、という理論的な位置(中心位と言います)への顎の誘導法です。
この誘導法が考え方によって色々ある訳ですが、ドーソン法も慣れれば簡単で、再現性が高いですから、私も好んで使っています。
多分アメリカの先生で多く支持されている方法だと思いますが、ヨーロッパの先生でも、何かしら術者で誘導する方法を取ることが多そうです。
日本では「はい、そーっと噛んでみて下さーい」というのが多い・・かな?と思いますが、よくはわかりません。
でもこういう方法は再現性が乏しいですから、信頼性は低いと思われます。
ふみさんの様に、顎に症状が出ている場合には、少なくとも術者が誘導した位置にかみ合わせを合わせていった方が良さそうだと思いますよ。
これは田尾先生が挙げられたいくつもの可能性のうちの、
■噛みあわせ
■アゴへの過剰な負担(←特にこちら)
"だけ"へのアプローチとなり、マウスピースを作るのにも同じ考え方が必須です。
それで今後の治療についてですが、私も田尾先生と同じ理由で、どちらかと言えば1番目の先生の方が期待が持てそうな印象は受けます。
少なくともいきなりブリッジを作り変えるのは、後戻りが出来なくなってしまうので、まずはマウスピースなどで「仮のかみ合わせ」を作って、改善するかどうかを見極めてから慎重に進めて行った方がいいかと思いますよ。
なかなかすぐには良くならないかと思いますが、どなたか信頼出来そうな先生を見つけて、よく相談しながら進めて下さい。
|